朝礼のスピーチにて

2014年6月30日に朝礼でスピーチをするにあたって書いた原稿です。
特に何がどうといった内容でもないのですが・・・

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朝礼ネタ

 

 

すみません、今日は手抜きで原稿を読みます。

覚えて上手に話すのは労力が要るので、勘弁してください。

 

6月後半、いろんな事がありました。MarkeZine Day 2014 OSAKA、クラウドマネージメント協会の勉強会・・・これをごっちゃにして話してみます。

 

私ごとですがAdWords 認定資格の「ディスプレイ広告の上級者向け試験」に合格しました。「検索広告の上級者向け試験」は今年の1月に更新していたんですが、ディスプレイ広告は放置状態でしたので、やっとといった感じです。

 

ディスプレイ広告というのは、解りやすく言うと、アメブロとか滋賀咲くブログなんかのブログや、食べログなどのポータルサイト、YouTube、などなどホームページの中に出てくる「バナー型」や「文章」の広告です。

あれの専門知識がGoogleのお墨付きであるといったことで、まぁ平たく言うと単なる自己満足です。まぁ、もっとも、正規代理店になる為には会社に最低1名の認定資格者が必要にはなります。

 

この認定資格について軽く説明しますと・・・

まず、「初心者向け試験」に合格する必要があります。先に上級試験に合格してもかまいませんが・・・今現在は120分90問のテストで、85%以上の正解率が合格ラインです。

Google Advertising 初心者向け試験は、アカウント管理や検索連動型広告の特長など、AdWords とオンライン広告の基本概念が出題範囲となります。

 

で、上級試験ですが「検索広告の上級者向け試験」は、120分99問80%以上。

検索広告の上級者向け試験は、AdWords キャンペーン管理のベスト プラクティス(最も効率の良い技法、手法)に関する中級から上級者向けの試験です。検索エンジン マーケティングについて問われますので、Googleの考える検索エンジンの根底にある理念にも一部触れます。

 

今回の「ディスプレイ広告の上級者向け試験」は120分89問、70%以上ということなので一か月ほどかけて一通りヘルプに目を通して、2時間の時間がとれたところで、えい!やぁ!で受けました。

内容は、YouTube や Google ディスプレイ ネットワークでの広告掲載のベスト プラクティスに関する中級から上級者向けの試験です。ディスプレイ キャンペーンの計画、設計、運用、測定、および調整を行います。YouTube 向けの広告キャンペーンの作成、構想から運用、最適化までを網羅します。

Facebook広告程ではないですけど、ターゲットユーザーの年齢・性別などを設定できるほかに、掲載するサイトを選んだり、掲載するサイトやページのテーマを選ぶことができるのが特徴です。手動でサイトを選ぶこともできます。

 

んで、6月26日に「動画広告上級」が公開されました。

動画広告の上級認定資格試験は、YouTube と Google ディスプレイ ネットワークの基礎および上級レベルの項目が対象範囲で、広告のフォーマット、ターゲティング、レポート作成などのトピックが出題されます。90分74問85%以上。

 

また勉強するかどうかは、ちょっと考えます。

 

 

ところで、このインターネット広告ですが、別に広告を打つのに資格は要りません。車の免許と違って、事故を起こしても死んでしまったり、ぶつけて周りに迷惑をかけるようなことはありません。

 

ですから、お客さんが「自分でやる」と言えば、「そうですか、頑張ってください」という話にしかなりません。

 

ただ、設定を間違えると一晩で100万円以上の広告費が消えたりしますし、効果や効率の悪い広告の出稿をするのは「お金をドブに捨ててるようなもの」だという事です。

 

 

インターネット広告は日本ではメジャーなネットワークを誇る会社が2つあります。1つはYahoo!で、もう一つはGoogleです。僕が力を入れているのはGoogleなのですが・・・まぁ、簡単に理由を説明しますと、大きく3つです。

1つには、Yahoo!の検索エンジンもGoogleですし、そもそもパソコンの検索ホームにはユーザーの約40から45%ぐらいがGoogleを使っているということがあります。

2つ目は、スマートフォンユーザーは、たいがいGoogleで検索してるんじゃないかという想定です。スマートフォンがアンドロイドなら、デフォルトはGoogleです。なにしろアンドロイドはGoogleの開発エンジンです。わざわざブラウザでYahoo!を開いたり、Yahoo!のアプリを立ち上げて検索する人は少ないんじゃない?って理由です。

3つ目ですが、docomoもauもキャリアーのホームになっているページから検索するとGoogleのネットワークから広告が表示されるということです。

ちょっと古いGoogleの資料ですが「日本の場合Googleの広告ネットワークは、インターネットユーザーの77%以上にリーチする」そうです。

 

さてさて、「なんでインターネット広告やねん」という話を少ししてみます。

 

基本的に印刷会社で働いているので、印刷の営業をすれば良いのですが・・・うちの会社がこのまま発展して、給料も“うなぎ上り”とまでは言わないけど“右肩上がり”にどんどん増えていくと思っている人・・・いますか?少なくとも、満足のいく給料がもらえるぐらい上がるとか。

 

僕は思いません。ってか、大変申し訳ないんですけど、この先、このままだと10年で右肩下がりになると思っています。会社縮小か、会社そのものが傾くかはしりませんけど。

 

一説では100年後の日本の人口は4,000万人だとか。社会構造そのものが少子高齢化で変わってしまう可能性だってあります。業態変革とか、印刷業の延長でとか、下手するとナンセンスです。

 

東京オリンピックの影響で、景気がどれだけ盛り上がりを見せるか分かりませんが、あれは東京です。滋賀県まで、さほどの恩恵があるとは思っていません。

 

で、会社が無くなっても食べるのに困らないようにと思ったのが、そもそも原点です。

 

が、会社の仕事にも役立てることは出来そうに思っています。

 

「クロスメディア」とか「マルチチャネル」とか言っていた時代は既に「オムニチャネル」時代に突入していて、「インターネットマーケティング」は既に「デジタルマーケティング」の時代になっています。

インターネット2.0の時代は既にデジタルマーケティング3.0に突入しています。

 

マルチメディアだって言い出した時代は、パンフレットにインターネット通販の案内とかを載せておくと、「店の売上が下がる」ってんで、わざわざ切り取って捨てていた店長が居たそうです。僕自身もパルコの無印良品の店長に「ちらしに載せるな」と言われた記憶があります。まぁ、昔話ですが。

 

えーっと、デジタルマーケティング3.0の話ですね。この中で「無印良品」のアプリをスマートフォンに入れている人は居ますか?

クーポンが配信されて、ショッピングポイントも付いて、口コミをしたりするとマイルも貯まります。O2Oなんて言葉がありますが、メルマガやアプリ上で商品のお知らせを受けて店へ買い物に行くことも出来る訳です。

 

で、何が先進的かというと、その流れと仕組みです。

 

例えば、仮のお客さんAさんというペルソナを使って話をします。

Facebookとかチラシとか、どこかの口コミとかで、Aさんは、ある商品を知ります。ん~、たとえば「人間をダメにするソファー」にしておきましょうか。「人間をダメにするソファー(駄目ソファ)」、正式名称は「体にフィットするソファ」っていうのですが、みなさん、知ってますか?

無印の歴代ヒット商品にランクインするそうですが、発泡スチロールのビーズが詰まったアレですね。僕も愛用しています。

 

Aさんは、実店舗には品揃えに差があるんで、商品在庫の有る最寄り店をアプリで知ることができます。別に、そのまま通販してもいいんですが、やっぱり肌触りとか、質感とか、使い心地が気になるんで、会社の近くのお店に置いてあることが分かったんで、昼休みに商品を見にお店へ行きます。

お店に見に行って、気に入ったんで買おうかどうしようか悩んだところ、一番欲しい「ピンク色」が在庫切れ。通勤電車で持って帰るのもどうかってんで、仕方ないから家に帰って、もう少し悩みます。けど、やっぱり「ピンク色」の「駄目ソファ」が欲しいと。

 

で、店に無いなら通販すればいいんで、最近ですと普通に「ポチッ」とやります。アプリなりサイトから。サイトからでも顧客情報が連動しているんで、購入ポイントが貯まります。買った商品は、普通は家に届くんですが、送料がもったいない。んで、無印良品の場合、「店で受け取り」が選べます。自宅に一番近い店で受け取る事にして、日曜日に持って帰ろうって話になりました。

 

販売成績は店に付くそうです。POSデータも当然、アプリを含む顧客管理システムに連動しています。

 

で、この「駄目ソファ」が非常に気に入ったんで、Aさんは「無印良品」のアプリを使って「コミュニティ」に口コミを書きます。「良かったよ~。これで私もダメ人間の仲間入り」とかなんとか。そうすると、口コミを見た人が、「駄目ソファ」を欲しくなったりするわけです。このAさんには口コミのマイルが付いて、マイルが貯まると割り引きとか特典が付いてくる訳です。

 

何がどうなっているかと言うと、「どのチャンネルでも購入できますよ」という「マルチチャネル」は、そのチャンネルで基本、完結します。店で買える、自社サイトの通販で買える、楽天でも買える、アプリから買える。けど、そのチャンネルで品切れしたら買えなくなるみたいなデメリットが存在してます。

 

「オムニチャネル」は、マルチに展開したチャンネルを統合します。このAさんの場合、いくつのチャンネルをまたいだか数えてませんけど、どのチャンネルでも計測可能なアクションについては、検索も、通販も、商品受け取りも、ずっと通してAさんであるということです。

 

 

紙の広告だと、粗品引換券を付けて店へ持って来てもらって・・・あと、「何で当店を知りましたか」なんてアンケートをして集計してみたり、まぁ、効果測定は大変です。

 

ちなみに「新聞折込ちらし」ですが、30才代・40才代の新聞購読率なんて、もはや50%とか50%未満ですよね?その中から読売新聞とか新聞を絞っちゃうとシェアが50%有ったところで、0.5×0.5で、最初から25%だけにしか広告がリーチしていませんよね。

 

テレビCMなんかでも、どんだけ効果が有ったかなんて分ったもんじゃありませんよね。

 

しかも、興味が有ろうが無かろうが、性別とか年齢層とか、ターゲットなんて随分いいかげんで、放送時間帯とか前後の番組でしかコントロールできませんよね。

 

ここで最初の話に戻るんですが、インターネット広告は少なくとも「検索」なら、そのものズバリや関連するモノやコトに絞って広告を出せるし、広告をクリックして料金が発生した時点で、ほぼ間違いなく興味を持ったいる人に広告が届いてる訳です。

「ディスプレイ」でも少しはマトモにターゲットを絞っている訳ですし、料金設定をクリック課金にしておけば、ほぼ間違いなく興味を持ったいる人に広告を見せた場合にだけ料金を払えば良い訳です。

最近では、インターネット広告を見た人が購入に至った場合、広告を見た事に価値を持たせて算出するなんてのも始まっています。

 

広く宮川印刷の業務を「広報・広告」と捉えたら、インターネット広告もアリなんじゃないか?というのが僕個人の考えです。

 

「いやいや、印刷は無くならないから。」なんて考える人、居ますよね。そう、確かに無くならないかもしれませんが、宮川印刷からはなくなるかもしれません。レコメンドって知っていますか?ECサイトなんかで、その人が次に買いそうな物を紹介する仕組みですよね。「この商品を買った人は、この商品も買っています」みたいな。

 

例えば・・・まぁ、実際にこれは既にアメリカで始まっています。システムの供給は日本の会社です。ECサイトで買い物をした会員さんに「購入履歴やパーソナルデータから、その人が次に買いそうな商品や、興味を持ちそうな商品をオンデマンド印刷して送る」訳です。

これ、DMに連動させたら開封率が上がると思いませんか?下手をすると、システム会社がDMの印刷から宛名印字して発送の業務まで持っていっちゃいますよね?

 

 

よく、雇用や経済の例えで「サル回し」が引き合いに出されます。

「サル回し」を見て、見物料を払うお客さんになっていたんでは、儲かりません。まぁ、宮川印刷の会社規模なんかから考えると、そうそうサルを回す側にはなれないんでしょうが、せめて回されるサルぐらいにはならないと儲からないんじゃないかなぁ・・・といった事を考えた次第です。

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