3.04 リソース管理

POINT
■インターネットビジネスの物理的・機械的なリソースは、ハードウェアとソフトウェアの2種類があり、費用も一回限りのものと期間に応じてかかるものがあります。
■プロジェクトメンバーもリソースの一部であり、確保した期間を守ってプロジェクトを終えることが大切です。
■リソースの調達にも準備期間が必要であり、作業効率に影響するので、余裕を持った期間設定を行うべきです。

【リソースの種類】
インターネットビジネスにおける物理的・機械的なリソース(資源)としては、ハードウェアとソフトウェアの2つがあります。
ハードウェアは、各スタッフの作業に必要な機材はもとより、Webサイトを運営するのに必要なサーバー(マシーン)、WebサイトやWebサービスをユーザーが快適に使える品質で提供するためのトラフィック負荷分散システムやルーターが該当します。また、Webサーバーが何らかの不具合によってダウンするとサービスが提供できなくなるため、地震対策や停電対策が施された機材の保管環境を確保することも必要となります。プロジェクトマネジメントにおいては、機材の購入費やデータセンターの利用費としてコスト計上されることが一般的です。
ソフトウェアは、サーバーにインストールするOSやWebサーバーソフトウェア、データベース、特殊なプラグインなどWebサービスそのものを動かすためのシステムに関するリソースと、CMSなどのWebアプリケーション、Webサイト上で使用するイメージや音声などのデジタル素材、ASPなどの外部サービスなどが該当します。
また、特殊技術を利用する際の特許料、著名人やモデルを利用した際の肖像権利用料、Webサービス構築に必要な無形材についても費用が発生することがあります。これらは購入費用として1回計上すればよいもの、ライツマネージドコンテンツのようにライセンス利用料金として利用期間に応じて更新毎や利用回数毎、ユーザー数毎などの条件で費用が発生するものがあります。こういったものを利用を検討する際は、その区別や料金体系を明らかにした上でプロジェクト計画を立てましょう。

【リソース管理の重要性】
プロジェクトマネジメントにおいてリソースは、費用計上する対象であるだけでなく、プロジェクトを円滑に進行するための必要条件ともなりえます。もし必要なリソースが揃っていない場合、プロジェクトメンバーの作業が進行しないこともあるため、計画的にリソースを調達することが重要です。また、プロジェクトメンバーもリソースとして意識することが大切です。メンバーとして確保していた期間が変更になると、プロジェクト自体に参加できなくなる可能性もあります。必要なソフトウェアの調達などが遅れると、メンバーが予定していた稼働率で自身のタスクに取り組むことができず、全体的なスケジュールにも影響を及ぼします。

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「リソース」あれこれ
・資源。素材や材料、コンテンツやデータベースに蓄積された個々のデータを指す場合もあります。
・計算資源(コンピュータリソース)。CPUやCPU・メモリ・OS等の総称。
・リソース (WWW)。WWWでのリソース。URLリソースはURLの対象。コードやファイル。
・リソース (Windows)。Windowsでのリソースとシステムリソース。
・リソースフォーク。Macでリソースを保存するためのフォーク(Mac OS特有のファイル構造)。—–

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