1.05 サーバー環境

【サーバーとクライアント】
インターネットの構造の基本ともなっているネットワークは、サーバーとクライアントの2種類のコンピュータで構成されています。クライアントの要求はサーバーへと送られ、その要求に応じてサーバーは定められた処理を行います。

【サーバーの構成(ハードウェア)】
サーバーとなるコンピュータは基本的にハードウェアとOSで構成されている点はクライアントコンピュータと変わりません。

ハードウェアとしてのサーバーには「いくつものクライアントの要求を的確に処理し、24時間稼働する堅牢性」「負荷や障害に対する強い耐久性」「高い保守性」「拡張性」が求められます。

一般的にはHDDをRAID化し、データ損失を防ぐとともに「停電リスクを回避する為の無停電電源装置」「負荷増大時のトラフィック負荷分散システム」「地震対策」などを行います。

【サーバーの構成(ソフトウェア)】
ソフトウェアとしてのサーバーは、その目的に合った機能のみに絞られて提供されています。
その為、クライアントコンピュータには必要無い機能が搭載されていたり逆にサーバーとしては必要の無い機能が省かれています。

また、その能力をサーバーの目的達成に使う為にGUIが搭載されておらず、コマンドライン入力によって操作するサーバーOSも多いようです。

【サーバーの運用】
インターネットビジネスではWebサーバーへのアクセスに不具合が生じると金銭的な不利益が発生する場合が有ります。

サーバー側に原因が有るケースとして「急激なアクセス増加に応答能力が追い付かずダウン」「データ量が容量上限を超過」「サーバーOSやプラグインの脆弱性を攻撃される」などが考えられます。

この為、日々のアクセス状況や使用量を監視し、起こり得る不具合を予測し、適切な回避策を適切なタイミングで実施する事が必要です。
サーバー運用にはサーバーエンジニアやネットワークエンジニアなどの専任スタッフを置き対応を行うことが望ましいのです。

サーバーOSにはLinuxなどのオープンソースやIISに含まれるWindows Server OSが代表的です。

オープンソースの場合、安価な運用が可能になる反面、無保証なのでサポートはユーザーコミュニティーに頼る事になります。
(有償で、サポートやサーバー管理を請負う企業も存在します)

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